中小企業診断士の試験対策

【中小企業診断士】戦略的に2年で合格する方法と優先科目を解説!

さて、今回の記事では、中小企業診断士試験に2年で合格するためのスケジュール、学習の進め方、その他あれこれを考察していきたいと思います。

中小企業診断士の合格率は1次試験が概ね20%、1次試験合格者同士で争う2次試験も概ね20%となっており、ざっくり計算すると最終合格に至るには20%×20%=4%の狭き門をくぐらなければいけないことになります。

試験も年に1度しか実施されないという、条件的にかなり厳しい中小企業診断士試験を、2年という短期間で攻略することは可能なのでしょうか。

筆者は勉強期間1年で独学合格を果たしておりますので、2年という期間を設ければ高確率で合格できると考えています。

ただし、試験制度のクセを踏まえた合理的な方法に基づく戦略が必要です。

筆者が考える合理的な攻略法とはどのようなものか、さっそく見ていきましょう。

2年で合格するために押さえておきたい2つの試験制度

2年間で確実に合格を果たすためには、中小企業診断士試験の制度・仕組みをきちんと理解した上で、合理的な方法で試験に臨む必要があると考えています。

とりわけ、以下の2つのポイントを押さえることが、試験を攻略する上で非常に重要になってきます。

  • 科目合格制度
  • 1次、2次科目の関連性

ここからは、筆者が考える試験制度上の重要ポイントについて説明いたします。

ポイント①:科目合格制度

まずは科目合格制度です。

こちらは1次試験の7科目に適用される制度で、以下のような内容になります。

60%以上の得点を取得した科目については、翌年の試験における当該科目の受験を免除することができる

つまり、科目合格制度を上手に活用することで、合格に必要な学習領域を1年間でカバーする必要がなくなるというわけです。

合格に必要な学習領域を2年間でカバーすれば足りることになりますので、筆者が思うにこの差は結構大きいです。

中小企業診断士の合格には1,000時間程度の学習時間が必要とよく言われますし、個人差はあれど学習時間と知識量は正比例の関係にあります。

つまり、1年合格を目指すよりも緩めのテンションで、合格に必要な学習時間を確保することが可能となるわけですね。

2年間での確実な合格を目指すのであれば、1,000時間に3割上乗せした1,300時間の学習時間を確保して、合格可能性を高めていただきたいと思います。

ポイント②:1次、2次科目の関連性

科目合格制度を有効に活用するために、1次試験科目と2次試験科目の関連性を理解しておくことは非常に重要です。

1次試験で問われる科目は以下の7科目です。

1次試験科目

  • 経済学・経済政策
  • 財務・会計
  • 企業経営理論
  • 運営管理
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・中小企業政策

また、1次試験を通過した者だけが受験できる2次試験では、記述式の事例問題がⅠ~Ⅳの計4題出題されます。

実は2次試験で問われる事例問題には、試験攻略に欠かせない重要なポイントがあるのです。

それは、1次試験と2次試験の関連性です。以下の一覧表をご覧下さい。

■診断士試験1次、2次関連表
事例Ⅰ「組織・人事」
「企業経営理論」の組織論
事例Ⅱ「マーケティング・流通」
「企業経営理論」のマーケティング論
「運営管理」の店舗・販売管理
事例Ⅲ「生産・技術」
「運営管理」の生産管理
事例Ⅳ「財務・会計」
「財務・会計」

上記のように、1次試験と2次試験には関連性を持った科目が存在します。

つまり、1次試験で問われる7科目の中で2次試験と関連があるのは「企業経営理論」、「運営管理」、「財務・会計」の3科目だけとなります。

受験科目の選択順序は超重要!効率良く合格を目指す科目順は?

これまで確認してきた中小企業診断士試験制度のポイントを押さえた上で、筆者がおすすめする1年目、2年目の受験スケジュールは以下のとおりです。

1年目
  • 経済学・経済政策
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・中小企業政策
2年目
  • 企業経営理論
  • 運営管理
  • 財務・会計
  • 1年目の地雷科目
  • 2次試験

確認してきたとおり、1次試験と2次試験の双方で問われることになる「企業経営理論」、「運営管理」、「財務・会計」の3科目が重点的に取り組むべき科目であることは明らかです。

優先すべきこれらの3科目については、なるべく勉強時間を割いて理解を深めておくことが望まれますが、1年目にこれらの主要3科目に取りかかるべきか、というとそうではありません。

これらの主要3科目は2次試験と関連しますので、2次試験を受験する2年目にしっかりと取り組みたいのです。

つまり、筆者が提案する2年で合格するための受験スケジュールは以下のようになります。

1年目に主要3科目以外の4科目を攻略し、2年目に主要3科目および2次試験を攻略する

このスケジュールを採用することで、各科目の学習を進める中で空白期間が生じないことになります。

さらに、このスケジュールをオススメする理由は、1年目に落とした科目を2年目でカバーすることができる点です。

年度によって異なりますが、1次試験においては"地雷科目"と呼ばれる極端に難易度が高い科目が出現しがちです。

とはいえ、1年目に取り組む4科目については、地雷を意識した深い学習をする必要はないと考えておりまして、そんなことをしていては学習効率が悪くなり、合格が遠のいてしまうように思います。

そこで、1年目に運悪く地雷を踏んでしまっても、翌年にカバーする余地を残しているのです。

一方、2年目に取り組むべき主要3科目は地雷科目に設定されようが、合格水準である60点を確保するだけの学習量を積んでいただく必要があります。

もう一度、年度毎にまとめておきます。

  • 1年目・・・経済学・経済政策、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策
  • 2年目・・・企業経営理論、運営管理、財務・会計、(1年目の地雷科目)、2次試験

仮に1年目の4科目の中で総得点の60%を獲得できない科目があった場合には2年目でその科目をカバーするという戦略になります。

2年間の学習時間はどれだけ確保すべき?

さて、2年間で学習を進めるにあたって取り組むべき順序は説明いたしました。

続いては「どれだけ学習時間を捻出すべきか」という点に触れてみたいと思います。

一般的にいわれている合格に必要な学習総時間は1,000時間と言われており、これは筆者もその通りであると感じます。

1,000時間学習すれば試験に合格できるとはいっても、1,000時間の学習時間を確保するのは想像以上に大変です。

ライフスタイルを大幅に変え、かつそれを長期間に亘って継続しなければ、1,000時間に到達することなどできません。

中小企業診断士試験の合格率は4%台とも言われますが、そもそも1,000時間相当の学習を積んだ合格圏内を目指せる受験生はそんなに多くはおらず、筆者の感覚上20%に満たないように思います。

そう考えると20人で4つの合格枠を争うことになりますので、しっかりと学習を積んだ者同士での合格率を考えると20%もしくはそれ以上となるわけです。

この記事をご覧の皆様には確実に合格して頂きたいので、総学習時間1,300時間を目指して頂きたいと思います。

内訳としては以下のような感じ。

  • 1年目の4科目で500時間
  • 2年目の3科目と2次試験で800時間

1年目は学習習慣を身に付けるための期間という意味もあり、短めに設定してあります。

365日で割ると1日80分程度が目標とすべき学習時間です。

これは学習開始から8月上旬の1次試験までの日数で割り返して、おおよその目安としてみてください。

開始時期によっては1日当たりの学習時間は伸長します。

2年目は1日2時間少々が目標となりますが、1年目で机に向かう習慣が身に付いていれば、それほど苦痛に感じることはないかと思います。

まして、科目合格しているはずですから、モチベーションを高めて主要3科目に取り組むことができるはずです。

このプランをしっかりと達成することで、総学習時間1,300時間となり、受験生の中ではかなりの上位層に位置する状態に仕上がります。

まとめ

今回は2年で合格する方法論について解説してきましたが、総学習時間1,300時間を確保することでかなり高い確率で合格できると思います。

試験結果(得点)というものは、個人差はあれ結局のところ学習量に比例するものだと思いますので、学習時間は合格可能性を計るバロメーターとなります。

そこに効果的な戦略をプラスすることで合格可能性はさらに高まりますし、さらに学習ツールなども有効に活用したいものです。

総学習時間を自動管理してくれる学習ツールを活用することで、長期間に亘る進捗管理も容易に行うことができますからね。

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  • この記事を書いた人

TaTTa

令和元年度中小企業診断士試験合格者。合格率4%台といわれる診断士試験を完全独学で一発合格しました。このサイトでは、私なりの診断士試験攻略方法を全力でご紹介いたします!真剣に取り組まれている皆さんが、無事に合格できるようにバックアップいたします!

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