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中小企業診断士の試験対策

【受験経験者が語る】中小企業診断士で簡単な科目と難しい科目は?ランキング形式で解説!

中小企業診断士試験の特徴としてよくいわれるのが、学習すべき範囲が多岐に渡るため、ゼネラリスト的知見、知識が求められるということです。

試験勉強を開始すると実感されるかと思いますが、試験範囲は本当に幅広く、早期に合格ラインに到達することができる科目とそうでない科目との間に大きなギャップが生じがちです。

これは、各受験生がそもそも具えていた知識やその人のキャリアによって生じるギャップですので、一律の傾向があるとはいえません。

ですから、まずは筆者の属性について触れさせていただいた上で、あくまでも筆者の主観に基づいた科目別難易度として論じさせていただきたいと思います。

それでは、一緒に見ていきましょう!

注意点

本記事で触れる科目については1次試験科目に限定させて頂きます。2次試験は1次試験で学習した知識をベースに、4つの出題事例に対応する記述式試験であり、1次試験の学習過程で具えた知識の応用といった側面があるためです。

筆者の属性をご紹介

冒頭でも申し上げました通り、各受験生が元々具えていた知識やキャリアによってギャップが生じますので、まずはじめに筆者の属性からお話しします。

受験歴については、令和元年度の中小企業診断士第1次試験、第2次試験ともに1回で合格できました。

学習を開始したのは平成30年の夏からですので、1次試験初受験のちょうど1年前ということになります。

某国公立大学の経済学部を卒業後、現在は一般的なサラリーマン。一般的な事務職というイメージで捉えていただければと思います。

大学生の頃に日商簿記検定の2級は取得していましたので、簿記の基本的な知識は具えていましたが、貸借対照表や損益計算書から企業の収益性や安全性を分析した経験は一切ございません。

また、マネジメントの経験もありません。そんな、ちょっと頼りないサラリーマンです(笑)

中小企業診断士1次試験の内容は?

難易度を分析する前に、1次試験で学習する科目を確認しましょう。

回答についてはマークシートに記載する多肢択一形式となっており、試験科目は以下の7科目から構成されています。

1次試験7科目一覧

  • 経済学・経済政策
  • 財務・会計
  • 企業経営理論
  • 運営管理(オペレーション・マネジメント)
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・中小企業政策

いかがでしょう。範囲、やたらと広くないですか?

合格基準は総点数の60%以上、かつ1科目でも40%未満の科目がないこととされており、広範な科目においてまんべんなく正答することが求められる試験といえます。

では、これより科目別難易度ランキングを発表致します。

なお、このランキングはあくまでも筆者の主観に基づいたものであり、重点的に勉強すべき科目という観点は一切考慮されておりません。

受験生の方はその点にご留意の上、ご覧ください。

難易度ランキング第7位「企業経営理論」

難易度ランキング第7位「企業経営理論」

まずは7位、つまり一番易しい科目として「企業経営理論」を取り上げたいと思います。

問われる内容と詳細は以下の3つです。

内容 詳細
経営戦略論 経営全般に関することや企業が対峙する様々な競争における戦略について学ぶ
組織論 組織の運営に関することや組織を構成する“人”の管理手法に関することについて学ぶ
マーケティング論 モノを売るための様々な手法について学ぶ

この科目の難易度を最も低い7位とさせて頂いた理由は、シンプルに面白いからです。

学習する内容が、いかにも経営コンサルタント業務に直結しているように感じられ、かつイメージも掴みやすく、自分が賢くなったように錯覚させてくれる科目といえます(笑)

楽しく学習を進められますので、「苦しくない=難易度が低い」ということです。

一方、2次試験において取り上げられる重要テーマ「組織・人事」、「マーケティング・流通」に直結する科目ですので、財務・会計と並ぶ最重要科目ともいえます。

この科目を難しく感じ苦手意識を持ってしまう方は、診断士試験に苦労されるのではないでしょうか。

企業経営理論の詳しい勉強方法等はこちら

難易度ランキング第6位「運営管理(オペレーション・マネジメント)」

難易度ランキング第6位「運営管理(オペレーション・マネジメント)」

お次に易しい科目としては運営管理(オペレーション・マネジメント)を挙げます。

問われる内容は以下の2つです。

内容 詳細
生産管理 工場における生産・納期管理手法について学ぶ
店舗・販売管理 店舗運営に関する知識や商品仕入・販売に関する手法について学ぶ

実はこの科目も内容が面白いことから難易度を低く設定させて頂きましたが、こちらも2次試験で取り上げられるテーマ「生産・技術」に直結する重要科目となっています。

また、店舗運営に関する知識は我々の日常生活において触れやすいものとなっています。

店舗・販売管理に関する知識が身についた上で、スーパーマーケットに行ってみるとそのお店の戦略がまるわかりで面白いですよ(笑)

「このお店が売りにしている商品は何か?」がわかるかも!

運営管理の詳しい勉強方法等はこちら

難易度ランキング第5位「財務・会計」

難易度ランキング第5位「財務・会計」

第5位は「財務・会計」です。

問われる内容は簿記の基礎に始まり、原価計算、決算書類に基づいた経営分析、キャッシュフローの算出やマネジメント、資金調達コストに関する知識、投資の意思決定手法、企業価値の算定、デリバティブ取引といったものになります。

先に触れたとおり、筆者は日商簿記2級の取得を通じて簿記の基礎知識は身についておりましたので、初学者の方は少し違った印象を持たれるかもしれません。

この科目も比較的楽しみながら学習できました。

特に経営分析は、簿記検定での知識があるため貸借対照表の構造は知っていましたが、数字を比較・分析することで違う世界が見えます。

また、CAPM(キャップエム)とかWACC(ワック)とかデューデリジェンスとか、コンサル気分に浸れる単語の意味を理解し、実際に算出することでかっこいい自分に浸れます(笑)

こちらも2次試験テーマ「財務・会計」と密接に関連しますので、重要な科目のひとつになります。

財務・会計の詳しい勉強方法等はこちら

難易度ランキング第4位「経済学・経済政策」

難易度ランキング第4位「経済学・経済政策」

第4位で取り上げるのは「経済学・経済政策」です。

問われる内容は国民経済計算の概念、財政・金融政策、為替相場の概念、主要な経済理論、需要と供給の関係性、といったものになります。

筆者は経済学部出身ですので、需要と供給の関係性やその曲線グラフ等の基礎的知識は具えておりました。

ですが、それ以上の概念は学生時の講義を通じ理解することを諦めていましたので(笑)、初学者に近かったかもしれません。

細かく暗記するのではなく、「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、利子率が上昇すれば〇〇が××して、結果△△になる、というイメージを俯瞰的に捉えることが理解を深めるコツに感じます。

ちなみに、こちらの科目は2次試験との関連は薄いです。というか、ほぼ無いとお考えいただいて結構かと思います。

経済学・経済政策の詳しい勉強方法等はこちら

難易度ランキング第3位「経営法務」

難易度ランキング第3位「経営法務」

いよいよトップ3となりました。第3位は「経営法務」です。

問われる内容は以下の5つになります。

経営法務で問われる内容

  • 事業開始、会社設立及び倒産等に関する知識
  • 知的財産権に関する知識
  • 取引関係に関する知識
  • 企業活動に関する法務知識
  • 資本市場へのアクセスと手続

事業や会社の開始、企業活動に関連する法務知識、特許権や商標権等の産業財産権、株式公開等の資金調達に関する知識を学びます。

経営法務がこの難易度に位置する理由は暗記系科目であることと、筆者にこの科目で扱う法律知識が無かったことです。

逆に、特許、商標等の知的財産権や会社関連法規を扱う職業の方にとっては非常に取り組みやすい科目かと思います。

この科目で苦労させられたのが知的財産権の分野です。

特許はなんとなくイメージがつくけど、「実用新案権って何?」という状態から、その権利の保護期間や出願方法をそれぞれ暗記するわけです。

筆者にとっては暗記ばかりで楽しめなかった科目ともいえます。

ちなみにこちらも2次試験との関連性は薄いです。

経営法務の詳しい勉強方法等はこちら

難易度ランキング第2位「経営情報システム」

難易度ランキング第2位「経営情報システム」

第2位は「経営情報システム」です。

問われる内容は以下の2つです。

内容 詳細
情報通信技術に関する基礎的知識 コンピュータの機能から通信ネットワーク、データベースの構造等について学ぶ
経営情報管理 経営戦略に基づいた情報システムの活用やその運用管理手法について学ぶ

経営情報システムについては、難易度の感じ方に顕著な差が生じると考えています。

IT系エンジニアの方を筆頭にIT関連会社にお勤めの方にとっては得点源となる科目かと思います。

筆者にとっては初めて触れる知識ばかりで、つまらない暗記に忙殺されることとなりました。

しかも、この科目の厄介な点は暗記すべきことが英語の略語だらけなんです。

SMTP、TCP、FTPとか。用語も英語だらけです。プロトコルとか。

筆者はプロトコルの意味を調べるところからスタートし、「プロトコル=規約、決まり」と付箋に書いてテキストの表紙に貼っていました。

この科目も2次試験には全く関連しません。

しかし、私が1次試験で最も点数を取れたのがこの科目でしたので、何とも不思議なものです(苦笑)

経営情報システムの詳しい勉強方法等はこちら

難易度ランキング第1位「中小企業経営・中小企業政策」

難易度ランキング第1位「中小企業経営・中小企業政策」

さぁ、いよいよ第1位です。

栄えある(?)中小企業診断士の1次試験難易度ランキング第1位は「中小企業経営・中小企業政策」です。

問われる内容はそれぞれ以下の通りです。

中小企業経営

中小企業の役割や位置づけ、各種統計の状況を学ぶ

中小企業政策

中小企業関連法規や中小企業支援事業に関する各種施策に関する知識を学ぶ

この科目については、他の合格者の方も同じ意見の方が多いと感じます。

とりわけ中小企業経営における各種統計の暗記がこの科目の難易度を不動の1位としています。

統計に一定の傾向はあれど、業種別に細かく開業率や廃業率、開業件数や廃業件数を暗記することは筆者の頭では不可能でした。

率と件数では順位が逆転したりする場合がありますよね。

野球でいえば10打数2安打の選手(打率2割)と2打数1安打(打率5割)の選手では打率と安打数は逆転しますよね。

それ問う必要ある?って思いませんか(笑)

実は、私は統計の暗記は完全に捨てました。

統計を完全に捨てたとしてもそれ以外の内容を頑張ることで足切りラインの40%以上は死守できると考えたからです。

受験生に学習を放棄させたという点からもぶっちぎりで難易度1位はこいつです(笑)

中小企業経営・中小企業政策の詳しい勉強方法等はこちら

難易度ランキングからの考察

ここまで、筆者の経験に基づきランキング形式で各科目の難易度を解説してきましたが、受験生のバックグラウンドの違いで難易度ランキングは異なるかと思います。

筆者の場合は前提知識が無い暗記系科目に難しさを感じる傾向にあるようです。

一方で、2次試験に関連する科目に難しさを感じなかった点は幸運だったとも思います。

まだ学習を開始されていない方は、あくまでも参考程度に捉えて、変な苦手意識を作らないようにしてくださいね。

また、学習中の方は自らの難易度ランキングを作成し、2次試験関連科目の位置を把握してはいかがでしょうか。

もし、2次関連科目がランキングの上位に入っているようであれば、その科目に注力し、ランキングを下げる工夫をすることで合格可能性が高まるかもしれません。

以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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  • この記事を書いた人

TaTTa

令和元年度中小企業診断士試験合格者。合格率4%台といわれる診断士試験を完全独学で一発合格しました。このサイトでは、私なりの診断士試験攻略方法を全力でご紹介いたします!真剣に取り組まれている皆さんが、無事に合格できるようにバックアップいたします!

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