中小企業診断士の試験対策

【中小企業診断士】財務・会計の出題範囲や勉強法は?目安勉強時間まで詳しく解説!

中小企業診断士試験の1次試験では全7科目を勉強することになりますが、本日はそのうちの1つ、「財務・会計」についての概要や効果的な勉強方法、合格レベルに達するまで必要とされる勉強時間の目安、その他試験に有用な情報などを解説いたします。

ちなみに筆者は令和元年度中小企業診断士試験の合格者で、私の経験則も踏まえてお話をさせていただこうと思います。

それでは、一緒に見ていきましょう!

財務・会計で問われる内容はどんなこと?

まずは財務・会計で問われる内容について、試験実施機関である中小企業診断協会が発行する試験案内を確認していきます。

試験案内中の試験科目設置の目的と内容において、以下の12項目が挙げられています。

財務・会計で問われる内容

  • 簿記の知識
  • 企業会計の基礎
  • 原価計算
  • 経営分析
  • 利益と資金の管理
  • キャッシュフロー(CF)
  • 資金調達と配当政策
  • 投資決定
  • 証券投資論
  • 企業価値
  • デリバティブとリスク管理
  • その他財務・会計に関する事項

以上の12項目です。

簿記検定2級を取得されている方、あるいはお勤めの企業で経理部門に所属されている方であれば、「簿記の知識」、「企業会計の基礎」、「原価計算」までの必要知識は備えていると思って頂いて宜しいかと思います。

一方、簿記検定の学習経験が無いという方は、経験者と同じスタートラインに立つためのプラスアルファの勉強が必要であることを認識して、試験勉強を進める必要があります。

筆者は簿記検定2級を取得していましたので、すんなりと問題演習に入ることができましたが、全く知識が無い方にとっては問題演習に取り組むまでに相応の時間を要することになると思われます。

簿記の知識を備えていない方は、是非とも早めに取り組みを進めていただき、経験者と同じスタートラインに立つことを目指してください。

なお、診断士試験では簿記以外の財務・会計知識も多く問われるため、診断士試験用のテキスト類では、簿記の基本的な説明が不足している部分があるかもしれません。

取り組んでみて理解が進まないのであれば、簿記検定3級のテキストを用いて基礎を固めるという進め方もありかと思います。

簿記以外にも診断士試験においては、各種財務諸表の数字を用いた経営分析、資本コストに関する計算問題、投資を決定するための評価基準、企業の価値(株価)の算定方法、オプション取引等のデリバティブ取引に関する問題が出題されますが、この科目の特徴は計算問題が多いということです。

暗記したり、理解したり、考えて解答を導くという問題ももちろんありますが、手を動かして計算して答えを導くという類の問題が多いです。

正確で迅速な事務処理が求められる、そんなイメージをお持ちいただいた上で、勉強に取り組まれることをお勧めします。

財務・会計の科目で点数を稼げる人の特徴

では、財務・会計で点数が稼げるタイプを分析してみようと思います。

分析の前に、この科目には科目免除制度が設けられており、以下に該当する方はこの科目を免除することが可能です。

財務・会計が科目免除できる方

  • 公認会計士試験合格者
  • 税理士

以上の2パターンです。

当たり前のことのようにも思われますが、上記2資格を有する方々は当然に点数を稼げるであろうと思います。

一方、それ以外の方で財務・会計で点数を稼げると思われるのは以下の方々です。

財務・会計で点数を稼げる方の特徴

  • すでに日商簿記2級または3級を取得している方
  • 企業の経理部門に所属し、日頃から経理事務に勤しんでいる方
  • 金融機関等にお勤めで中小企業等への融資に関する業務をご担当されている方
  • 企業の戦略企画部門に所属し、経営分析や投資の意思決定に関する業務に携わっている方
  • 過去に公認会計士を目指しており学習経験のある方

まだまだ色々と出てきそうですが、とりあえず上記の5タイプとしておきます。

点数を稼げるタイプが色々と出てきそうだと考えるのには理由があります。

それは、企業にお勤めの方であれば様々なシチュエーションで会計情報に触れる機会があると考えられるからです。

その実務経験が学習する上で非常に有利になりますので、該当する方は自信を持って学習を進めていってください。

また、「自分には全くあてはまりそうにない。。」という方も諦めないでください。

試験勉強に集中して知識を吸収していくことで、合格ラインに到達する可能性は十二分にあります。

財務・会計のオススメの勉強法!

財務・会計のオススメの勉強方法ですが、とにかく問題演習を多くこなすという意識を持って進めるのがよろしいかと思います。

頭よりも手を使い、計算問題を数多くこなしていくというイメージでしょうか。

なお、1次試験本番では電卓の使用は認められていませんが、勉強を進めるにあたって電卓を使用することは全く問題ないというのが筆者の経験に基づいた感想です。

1次試験でも計算問題が多く出題されますが、電卓使用禁止の前提に立った平易な数値を使った設問を準備してくれています。(設問の内容が平易ということではありませんので、誤解無きよう)

勉強を進めるにあたって、手書きでの計算練習を数多くこなす必要はありません。

それよりも、電卓を使って四則演算をスピーディに行い、試験で問われそうな計算問題に数多く触れた方が、よっぽど学習効率が高まると思います。

そうやって十分な計算練習をこなした上で、試験直前期になりましたら電卓の使用を止めて、手計算による四則演算練習をすれば良いのです。

筆者は試験直前の1週間前まで電卓を使っていたと記憶しています。

また、診断士試験受験生なら財務・会計に苦手意識を持つことは禁止です(笑)

最重要科目です。

財務・会計は1次試験のみならず、2次記述式試験の事例Ⅳでもメインテーマとして取り上げられる科目です。

1次試験で得た知識は、そのまま2次試験でも活用されることになります。

是非とも最重要科目であることを認識して、手を抜くことなく勉強を進めて頂きたいと思います。

財務・会計をマスターするのに必要な勉強時間は?

以上を踏まえ、財務・会計をマスターするのに必要な勉強時間を検証いたします。

個人差もありますので、あくまでも筆者自身の経験則によるのですが、勉強に費やした時間はおおよそ160時間といったところでしょうか。

ちなみに1次試験の7科目に費やした総時間は900時間でしたので、客観的に分析すると、財務・会計にはもっと多くの時間を割いても宜しいかと思います。

筆者の場合は、事前に簿記検定2級の資格取得を通じた知識を保有していました。

もし、その知識が無ければもっと多くの時間を割いていたと思います。

この科目は計算を数多くこなすことで誰もが得意意識を持つことができる科目だと思います。

また、繰り返しになりますがこの科目は最重要科目です。

その認識を忘れずに、多くの時間を割いて得意意識が自分の中に確立されるまで勉強に取り組んでいただくことを推奨いたします。

財務・会計についてのまとめ

今回の記事では、財務・会計についての勉強の進め方あれこれについて取り上げました。

この科目の特徴として挙げられるのは、暗記または論理的な思考から答えを導くのではなく、計算を数多くこなして手に覚えさせることで、得点が上昇していく傾向があるということです。

経験値を稼ぐことでレベルアップが図りやすい科目であるともいえます。

計算問題を数多くこなせばこなすほど点数は上がってきますし、その知識は2次記述式試験でも必要となります。

無駄になることはありませんから、安心して全力で問題演習をこなしてください。

最後にもう一度、財務・会計は診断士試験における最重要科目です。

しつこいですが、診断士試験受験生がこの科目に苦手意識を持つことは許されません(笑)

ぜひ、財務・会計を味方につけて、診断士試験合格を勝ち取ってください。

なお、当サイトでは他の科目について解説した記事や効率良く学習を進められる科目順についてまとめた記事なども取りそろえておりますので、ぜひ併せてご覧下さい^^

他の科目の解説記事をチェック!

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  • この記事を書いた人

TaTTa

令和元年度中小企業診断士試験合格者。合格率4%台といわれる診断士試験を完全独学で一発合格しました。このサイトでは、私なりの診断士試験攻略方法を全力でご紹介いたします!真剣に取り組まれている皆さんが、無事に合格できるようにバックアップいたします!

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