中小企業診断士の基礎知識

中小企業診断士で得られるメリット・魅力6つを解説します!

中小企業診断士は日本唯一の経営コンサルティングの資格です。

受験者数は毎年増えていて、近年最も注目を集めている士業の一つとも言えます。

とはいえ、よく巷では「中小企業診断士は食えない資格だ」などといったマイナスの声も少なくないのも事実です。

しかし、私が思うに中小企業診断士の資格を取得することで得られるメリットや魅力は非常に多いと感じております。

そこでこの記事では、中小企業診断士になると得られるメリット・魅力を6つピックアップして解説してみました。

これから中小企業診断士を目指す方にとってはモチベーションアップになる内容だと思いますので、ぜひ参考にして下さい!

ビジネススキル・知識の幅が異常に広がる

これが中小企業診断士の最大のメリットです。

コンサルティング業務というのは企業経営に係る様々な領域の知識が必要とされる仕事。

中小企業診断士になるためには年1回の資格試験の合格が必要になるのですが、その資格試験は全7科目から構成されています。

これは他の資格試験と比べてもかなり多い数で、以下の7科目を勉強しなければなりません。

中小企業診断士で勉強する科目一覧

  • 経済学・経済政策
  • 財務・会計
  • 運営管理
  • 企業経営理論
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・政策

財務会計や経営学(企業経営理論)を学ぶのは勿論、情報システムや法務といった幅広い分野の知識習得が必要になり、これは税理士や会計士、FP等の他資格にはない特徴です。

これはつまり、中小企業診断士が活躍できるフィールドが多いということにも繋がります。

中小企業診断士としてコンサルティング業で独立するもよし、独立をしなくても企業内診断士として経営企画にコミットするもよし、今まで営業だった人がIT関連部署に異動してその知識を活用することもできます。

中小企業診断士になることで、あらゆるフィールドで使えるビジネススキルをつけることができるというのが最大のメリットだと感じます。

世の中の動きが大幅にわかるようになる

情報番組でこんなニュースを聞くことがあるかと思います。

  • 〇〇社が営業利益見込の下方修正をしました
  • △△社が最終利益見込の下方修正をしました

この2つの違い、わかりますか?

知らない方からすればこの2つは全く同じ様に聞こえてしまいますが、実はとても大きな違いがあります。

営業利益というのは、いわゆる本業の儲けのことです。例えば以下のような感じです。

  • ホテル運営会社・・・ホテル事業の利益
  • 運送業者・・・運送事業の利益

一方の最終利益とは正式には当期純利益と呼ばれるもので、これは本業以外の利益とか損失とかを最終的に合算した利益です。

具体的には上で説明した営業利益に、不動産の売買損益や、自然災害に伴う突発的損失などを合算した数値が当期純利益ということになります。

今回の例でいけば、営業利益見込みを下方修正というのは、雑に言ってしまえば本業が上手くいっていないというメッセージです。

一方で最終利益(当期純利益)見込を下方修正というのは、本業がダメなのか、売った不動産がことごとく安値だったのか、もしくは相場があれて保有してる株式が大幅に下落したのか、ニュースを見ただけではわからないわけです。(かなりざっくりに説明してます)

これは財務会計学をちょっとだけ勉強すればすぐに理解できるものです。

他にもこういうニュースもたまに聞きますね。

  • 〇〇社が人員削減をすることを決定しました
  • △△社がリストラクチャリング(リストラ)を決定しました

この2つも経営学の観点からすれば実は全く違う事象です。

今は一色担にされてしまっていますが、元々リストラというのは人員削減という意味ではなく、事業を縮小することを指します。

中小企業診断士試験の学習をすれば、これらのニュースの違いは考えずとも理解できるようになります。

様々な分野の知識が身につくのでニュースや新聞の見方が変わり、理解度が大幅に向上します。

また、ただ幅広い知識を持つだけでなく、経営学や財務会計学、ITといったそれぞれの分野で学んだことを横ぐしで考えることができるようにもなります。

中小企業診断士になることで、世の中の動きが飛躍的にわかるようになります。

周囲の信用がグッと増す

日本版MBAとの呼び声もある中小企業診断士、決して簡単な資格ではありません。

1次試験・2次試験とも合格率は20%前後。単純計算ですが、全体の合格率は4%前後で、合格までは3~4年かかる人もざらにいます。

受験者数も増加傾向にあり、注目度は年々高まっているというのが現状です。

それだけ社会的な価値が高い中小企業診断士資格を保有することは、社内外からの信用を増すことは言うまでもありません。

資格取得を目指す人の中には、独立をしたいわけではない、コンサルティング業に転職したいわけでもないという人は実はかなりの数がいます。

そういう方々は、社内の人事評価の向上や昇進などを狙って中小企業診断士試験合格を目指しているのです。

私自身の経験として某都市銀行の法人営業マンだった頃に、その有用性(信用度アップ)を実感する機会がよくありました。例としては以下のような感じです。

  • 顧客が私に興味を持って話を聞いてくれる
  • 第一印象が良くなってコミュニケーションが円滑になる
  • 肩書きがあることで話している事を信頼してもらえる

TOEICで高得点を取ることで語学に関する最低限の信用が生まれ、海外転勤や国際系の部署への異動候補にリストアップされるように、中小企業診断士であるということは、様々な分野の知識を持っている、また全社的な仕事ができるという証になるので、様々な方々から信用してもらいやすくなるんだと思います。

但し、英語が喋れないTOEIC高得点者がいるのと同じで、中小企業診断士も資格を持っていればOKというわけではないので、そこは注意してくださいね。

就職・転職に有効

前述の通り、中小企業診断士は社会全体で通用する肩書きですので、当然就職・転職活動の時にも有効です。

学生さんに限っていえば、学習をしているというだけで効果は十分あると思いますし、実際私自身がそうでした。

私は就職活動時はまだ中小企業診断士受験生という立場でしたが、面接では「なぜ勉強を始めたのか」「何を学んだのか」といった話をガンガンしていました。

学生には全然知られていない、だけど社会全体で注目を集めている中小企業診断士を勉強しているということで、興味を持っていただいた人事担当者はかなり多かった印象です。学生さんは以下の記事もご覧いただけると嬉しいです。

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勿論合格しているに越したことはありませんが、多くの社会人は中小企業診断士の難易度を知っていますので、仮に受かっていなかったとしても、ちゃんと頑張って勉強していることがわかればある程度の評価はしてくれるでしょう。

先述した某大手銀行から内々定をいただいた際にも「中小企業診断士を勉強していることに一定の評価をした。入社までに合格できるよう是非頑張ってほしい」と言われたのを今でも覚えています。

現在の資格の注目度を鑑みれば自身をアピールする材料としては十分なのではないでしょうか。

中小企業診断士の有資格者求人について詳しく調べた記事も書いてみましたので、宜しければこちらもどうぞ。

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人脈が物凄く広がる

これまで見てきたように、中小企業診断士資格はあらゆるフィールドで活用ができるわけで、それに伴って受験者も本当に様々な業界の方がいます。

また、既に士業を持っている方もいれば、いわゆるサラリーマンの方もいます。

LEC東京リーガルマインドの調査によると、約60%の受験者が民間企業勤務の方々です。

LECやTACといった資格の学校に通えば、こういった様々な業界の方と出会うことになり、試験学習という意味だけではなく自身の本業や人生を考える上でとても刺激になります。

私は資格を取得してから10年弱が経過しましたが、当時のクラスメイトとは今でも繋がりがあります。(皆さん無事合格されて、殆どの方が独立しています!)

中小企業診断士になれば、更にその人脈が広がることは容易に想像ができるかと思います。

中小企業診断士しか参加ができない勉強会やセミナーなどがあり、そのような場ではこれまで出会うことのなかった方たちと繋がることができるのです。

コンサルティングの実務をすれば新たに出会う中小企業も沢山ありますし、人脈を広げるにはもってこいの肩書きだと思います。

副業にもなる

昨今の働き方改革の一環で、副業を解禁する企業はどんどん増えていきています。

本業での稼ぎも減っていくだろうという予想されるのであれば、今のうちに収入の柱をいくつか作っておく方がいいに決まってますし、こんな状況だからこそ中小企業診断士は有効な手立てになります。

前述しましたが、中小企業診断士というのはあらゆるフィールドで活躍することができます。

コンサルティング業務のみならず、執筆業・講師業・講演業など例をあげれば枚挙にいとまがありません。

現に私だって、こうして中小企業診断士に関する記事作成の依頼をいただいています。

私が利用してるクラウドワークスの詳細はこちら

しかもフリーランスとして仕事ができるので、一生続けることができるのも魅力のひとつ。

本業は持ちながら副業として中小企業診断士をする、というのができるのもメリットに挙げられると思います。

なお、当サイトでは中小企業診断士の副業についてまとめている記事もご用意しておりますので、興味がある方はぜひご覧下さい。

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中小企業診断士で得られるメリット・魅力まとめ

今回は中小企業診断士で得られるメリット6選をお伝えしました!

中小企業診断士は上で挙げたメリット以外にも様々な魅力のある資格だと思いますし、それに気づき始めた方も多いのか、近年最も注目が集まる士業の一つです。

各年の合格率を見てみても資格試験は決して簡単ではありませんが、どの業界でも役立つ知識を習得することができるので、とてもやりがいがあると思います。

なお、これから中小企業診断士の資格取得を目指される方は、通信講座を活用しての勉強をおすすめしております。

時間効率もかなり良くなりますし、近年の通信講座は教材クオリティもかなり高いです。通学講座よりもリーズナブルに受講できる点も推しポイントですね。

当サイトではおすすめの通信講座をランキング形式でまとめておりますので、各講座の詳細や口コミなども併せて確認してみて下さい^^

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  • この記事を書いた人

ゆーさな

大学生時代に中小企業診断士試験合格(2012年度)。新卒でメガバンクに入社し法人営業として6年勤務。融資・資産運用・コンサル業務などを経験。現在はフリーランスでブログ運営、webライティング等をしながら世界中を旅してます。自らの経験を活かして全力で記事作成します!

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