スタディングと診断士ゼミナールの中小企業診断士講座は、コスパが非常に良い通信講座として知られていますが、これから中小企業診断士の通信講座を選ぼうとされている方の中で、この2社で迷われている方も結構多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、上記2社を15個の項目で徹底比較してみました!
比較項目もかなり多いので、まずは結果をドドンッと公開しておきたいと思います。
項目 | 結果(軍配) |
講義動画 | スタディング 短時間で効率良く学習できる |
動画形式 | 診断士ゼミナール 通信料気にしなくてOKなダウンロード形式 |
テキスト | スタディング 図表・イラストたっぷりのフルカラー仕様 |
サブ教材 | スタディング 学習マップが非常に有効 |
過去問 | スタディング 1次7年・2次10年分がついてる |
質問サポート | 診断士ゼミナール 無料で回数無制限 |
延長サポート | 診断士ゼミナール 3年間無料延長可能 |
添削指導 | 診断士ゼミナール 二次試験対策に有効 |
eラーニングシステム | スタディング 学習レポートや勉強仲間機能などあり |
受講料 | スタディング 業界最安値 |
合格お祝い | 診断士ゼミナール 3万円のお祝い金あり |
冊子印刷 (オプション) |
スタディング 9,000円ほど安い |
運営実績 | スタディング 2023年度試験、1次510名・2次247名の合格実績 |
科目選択 | スタディング 科目選択可能 |
口コミ・評判 | 引き分け お互い良い口コミが多い |
集計結果 | スタディング9:診断士ゼミナール5 (引き分け:1) |
上記通り、スタディングの方に軍配が上がりました。
少し差はつきましたが、どちらの講座も非常にパフォーマンスの高い内容となっておりましたので、何を優先するかによって選択肢は変わってくると思います。
この記事では、上記一覧の内容を更に詳しく深掘りして解説していきますので、診断士の通信講座選びに迷われている方はぜひ参考にして下さい!
※この記事で比較しているのは、双方一番スタンダードな1次2次試験対応の講座です。
\比較する前に両校の最新情報をチェック!/
目次
当サイトは診断士資格保持者2名が各通信講座の実物も確認した上でしっかり監修しておりますのでどうぞご安心下さい♪
講義動画を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
通常講義形式 118時間 |
図表多めポインター使用 270時間 |
まずは講義動画を見ていきましょう。
講義の形式としては、スタディングが以下のようにバックにデジタルテキストを映し出し、それを講師の方が解説していくという通常の講義形式です。(※無料会員登録でサンプル視聴可能です)
一方、診断士ゼミナールはデジタルテキストのみを映し出し、それをポインターを使用して解説していくというスタイルです。
↓参考動画有り
これに関してはどちらも見にくいという事もないですし、ご自身の好みで選んでいただいて問題ないと思います。
で、講義時間ですが、スタディングは出題される可能性が高い範囲に絞って効率よく学習を進めていくのがひとつのコンセプトになっているため、118時間と少なめ。
診断士ゼミナールは270時間とかなりのボリュームになっているため、「イチから十まで学習する」というスタイルが近いですね。
また、診断士ゼミナールのホームページでは、以下のような学習時間紹介をされています。
【講義:約180時間(1.5倍速)】ってわざわざ書くという事は、診断士ゼミナール側としても「やっぱり多いよな。。」って思ってるのではと勘ぐってしまいました(笑)
これも個人の価値観によって左右される部分ではありますが、皆さんの第一目標はやっぱり中小企業診断士試験に合格することだと思いますので、私的には学習範囲を絞って効率よく学習できるスタディングの方が魅力的かなと感じました。
短期間集中で学習効率の高いスタディングの勝利!
動画形式を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
ストリーミング | ダウンロード |
スタディングの動画形式は一般的なストリーミング形式となっており、視聴するにはネット環境が必要です。
言うまでもないですが、フリーWi-Fiや定額のWi-Fiなどを使用しないと、すぐに上限に達してしまいます。
スマホのパケットだと請求額がえげつないことになるので注意が必要です(笑)
診断士ゼミナールはというと、中小企業診断士の通信講座では唯一となるダウンロード形式を採用しており、一度ダウンロードしてしまえばネット環境がなくても講義動画を視聴できます。(スタディングも音声はダウンロード可)
ただ、ダウンロード時にはかなりの容量と時間が必要になりますし、ダウンロードしたファイルを格納しておくのにまた容量が必要になるという点は注意しておきたいところです。
案外ここは盲点となるので、しっかりマイナス面も加味したうえで判断していただきたく思います。
とはいっても、やはりネット環境不問で動画視聴できるという点は通信講座としてはかなり魅力的なので、診断士ゼミナールの勝利とします。
ネット環境がなくても学習可能なダウンロード形式の診断士ゼミナールの勝利!
テキスト教材を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
図表イラスト多め フルカラー 講座オリジナル |
図表イラスト多め フルカラー 講座オリジナル 誤字脱字が多い |
テキストについてはともにPDF形式での提供となっており、講座オリジナルテキスト、フルカラー、図表もありで非常に高いクオリティとなっています。
こちらは甲乙つけがたいのですが、診断士ゼミナールの方が誤字脱字が多いという口コミが結構多く、実際私も確認しましたがチラホラ散見されましたのでスタディングの方に軍配を上げました。
やっぱり誤字脱字あると気になっちゃいますし、得点に影響が出る箇所の可能性もありますからね。
テキストの一例も載せておきますので、判断材料のひとつとしてご覧ください。
↓診断士ゼミナール
↓スタディング
なお、テキストを選ぶ際に見ておきたいポイントのまとめ記事もございますので、こちらもぜひ参考にして下さい。 中小企業診断士の通信講座を選ぶ際、使用されるテキストについて事前に確認しておくべきです。 なぜかと言うまでもないと思いますが、そのテキストを使って診断士試験の合格を目指すわけですから、自分に合っていな ...
通信講座のテキストの良し悪しはここを見よ!押さえておくべき7つのポイント
誤字脱字少なく見やすいスタディングの勝利!
サブ教材を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
学習マップ | 特になし |
サブ教材としては、スタディングには上記画像のような「学習マップ」というものがあります。
こちらはマインドマップの学習バージョンで、知識を整理・体系化するのにかなり役立ちます。
知識を整理できるという事は、二次試験に即応用できることにも繋がってきますので、非常に学習効率の高いサブ教材だといえるでしょう。
一方の診断士ゼミナールには特にサブ教材というものはありませんでしたので、スタディングの勝利としました。
学習マップがついてくるスタディングの勝利!
過去問を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
1次7年・2次10年分 | 7年分 |
過去問については単純に何年分ついてくるかという点で確認してみましょう。
診断士ゼミナールは1次・2次ともに過去7年分ですが、スタディングでは1次7年・2次10年分が用意されています。
中小企業診断士試験は過去問をどれだけやり込むかによって合格率がかなり変わります。
もちろん同じ問題を何周もグルグルするよりも、様々なパターンの問題に触れて対応能力を高めた方がいいのは間違いないので、2次試験対策として3年分プラスでついてくるスタディングの勝利です。
1次7年・2次10年分ついてくるスタディングの勝利!
質問サポートを比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
回数制限あり 以降有料で可 |
回数無制限 無料 |
通信講座は学習スタイルとしてはほぼ独学なので、不明点が出た際に質問できる環境にあるかどうかというのはかなり重要です。
スタディング、診断士ゼミナールともに質問サポートはついていますが、スタディングの方は回数制限有で、回数を超えるとそこから有料。(コースによって上限回数は変動します)
一方の診断士ゼミナールは無料で質問回数も無制限とかなり充実しています。
質問できるという意味では一緒ですが、無料というのはやはり大きいので、診断士ゼミナールの勝利としたいと思います。
無料回数無制限で質問できる診断士ゼミナールの勝利!
延長サポートを比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
なし | 3年間無料 |
中小企業診断士試験は1次試験だけでも7科目を合格しないといけませんが、受験年度を含めて3年は科目合格として翌年に持ち越すことが可能です。
もちろん1年でストレート合格が一番望ましいですが、複数年かけて資格取得を目指すのもひとつの方法です。
そうなった場合、延長サポートの有無が結構大きくなりますが、スタディングは延長サポートという名目のものはなく、次年度は次年度分としてまた追加で受講料が必要になります。(もちろん割引にはなりますが)
一方、診断士ゼミナールは無料で3年間の延長サポートがついており、数年かけて合格を目指すパターンでも3年までなら追加料金なしで受講可能です。
「絶対に1年で合格するぞ!」と自分の尻に火をつけるという意味ではない方がいいのかもしれませんが、まぁでもあった方が良いですよね(笑)
というわけで、この項目は診断士ゼミナールのポイントです。
3年間無料で延長受講できる診断士ゼミナールの勝利!
添削指導を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
なし | あり |
通信講座で添削指導までついているところはあまりないのですが、診断士ゼミナールにはついています。
皆さんご存じの通り、中小企業診断士の二次試験は明確な答えが用意されていないため、いかに正解に近しい答えを導き出すかがカギになってきます。
そこで活きてくるのが添削指導です。
実績豊富な講師の方に直接添削してもらうことで、自身の回答のどういった点が甘いのかという部分も明確になりますし、成長の速度も早まります。
スタディングには残念ながら添削指導はついてませんので、このパートは文句なしで診断士ゼミナールの勝利です!
添削指導がついてる診断士ゼミナールの勝利!
eラーニングシステムを比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
AI問題復習機能 学習フロー 学習レポート 勉強仲間機能 学習メモ/横断検索 |
なし |
テキスト閲覧や講義動画視聴以外のeラーニングシステムも見てみましょう。
診断士ゼミナールは特にないのに対し、スタディングでは上記の通り様々なeラーニングシステムが備わっています。
これらの機能は主に通信講座で懸念されるモチベーション維持の手助けをしてくれるものです。
勉強スタイルとしてはほぼ独学と変わらない通信講座の中で、勉強仲間機能で同じ目標の方と切磋琢磨できるのはかなり有用ですし、学習レポートでやる気の維持にもつながります。
数だけ揃っていても中身がスカスカのシステムもある中で、スタディングのeラーニングシステムはかなり優れていると言っていいでしょう。
有用な機能があるスタディングの勝利!
受講料を比較
講座を選ぶ際に非常に重要な比較ポイントである受講料を見ていきましょう。
それぞれ講義内容に違いがあるため単純には比較できませんが、大まかに見て同じような内容のものを比較してみました。
スタディング | 診断士ゼミナール |
53,900円(税込) | 59,780円(税込) |
スタディング、診断士ゼミナールともに受講料の安さもウリにしているだけあって、双方相当安いです。
上記の金額は1次試験だけでなく2次試験にも対応しているコースのものなので、いかに安いかというのがお分かりいただけるのではないでしょうか。
ここから更に割引がきいたりするので、大げさじゃなく独学と変わらないくらいの金額で通信講座で学ぶことが可能になります。
お互い安いですが業界最安価格のスタディングの勝利となりました。
業界最安のスタディングの勝利!
合格お祝い金を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
10,000円 | 30,000円 |
合格お祝い金はスタディング、診断士ゼミナールともに2次試験合格にて進呈されます。
金額としてはスタディングが10,000円、診断士ゼミナールが30,000円となっており、20,000円もの差がついています。
合格お祝い金の受け取りにはそれぞれ提出書類が必要なのですが、診断士ゼミナールは本人写真の提出がないとお祝い金が3,000円まで減額されてしまいます。
提出書類等については広告物等に使用する可能性がある旨が記載されているため、ネット上などで自分の顔が公開されたくないという場合はスタディングの方がお得ということになりますね。
必要な提出物について以下にまとめましたので、こちらもご活用ください。
スタディング | 診断士ゼミナール |
アンケート 合格体験談 |
合格体験記 合格証書のコピー(写真でも可) 本人写真(ない場合3,000円) |
30,000円が進呈される診断士ゼミナールの勝利!
(ただし、顔写真提出不可の場合はスタディングの方がお得)
冊子印刷(オプション)を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
14,900円(税込) | 23,980円(税込) |
スタディング、診断士ゼミナールともにテキストはPDF形式での提供になるため、冊子として手元に置いておきたい場合は印刷する必要がありますが、その印刷する手間を省けるようにオプションで冊子印刷も受け付けてくれます。
もちろん無料というわけにはいかず有料になるのですが、こちらを比較するとスタディングが14,900円、診断士ゼミナールが23,980円と、9,000円ほどスタディングの方が安く印刷してくれます。
「テキストの印刷もマストで頼みたい!」という事であれば、総額でスタディングの方がさらに安くなりますので参考までに。
9,000円ほど安く印刷可能なスタディングの勝利!
運営実績を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
2023年度試験、1次510名・2次247名の合格実績 | 2021年度試験、1次438名・2次156名の合格実績 |
運営実績は、それぞれの合格人数を比較してみました。
各々ホームページに掲載されている実績年度が違うので注意が必要ですが、直近年度でより多くの合格者を輩出しているスタディングの方が運営実績上位と取るのが自然な流れでしょう。
この2校は似ている部分が多くお互いライバル視してるはずなので、診断士ゼミナールもスタディングを超えるような実績があるならホームページに掲載すると思うんですよね。
どちらも優秀な成績には変わりありませんが、ここは素直に合格者数の多いスタディングの勝利とします。
合格者数の多いスタディングの勝利!
科目選択を比較
スタディング | 診断士ゼミナール |
可能 | 不可 |
診断士ゼミナールは科目選択できるコースというものはなく、あくまでも1次試験対応や2次試験対応といった大まかなくくりでしか講座が用意されていません。
一方、スタディングは1次試験において科目別のコースが用意されているため、特定の科目だけを学習するという事も可能です。
受講料も1科目あたり14,190円(税込)とかなり安めの設定になっているため、科目合格を狙う方はスタディングを選ばれた方が良いでしょう。
科目選択可能なスタディングの勝利!
受講生の口コミ・評判を比較
最後にそれぞれの受講生の口コミ・評判を見てみましょう。
5つずつピックアップしてみました。
スタディング中小企業診断士講座の受講生口コミ・評判
もともと市販テキストで独学に挑戦していましたが、財務会計がわからな過ぎて挫折。一人じゃ無理だと考え直して、たどり着いたのがスタディングでした。初めて講義動画を見たときは、あんなに意味不明だった投資分野がこんなにわかるなんて!と大変感動しました。会社のパソコンでもスマホでも勉強できるので場所も時間も選ばないのが良かったと思います。スタディングをやって、仕事も勉強もプライベートも時間の使い方がうまくなって、一日の充実感が高まった気がします。
中小企業診断士は膨大な範囲の領域を学ばなければなりませんが、スタディングは合格に向けて適切な絞り込みがされており、効率よく合格に必要な知識を身に付けることができます。なので”無駄なことは一つもしていない”と思いながら学習を進めたことで、モチベーションを維持しました。さらに良い点は、単元ごとに動画と学習マップで学ぶインプットの後、すぐにスマート問題集→過去問とアウトプットに入るというカリキュラムにあります。この構成と各単元のロットサイズが自分の学習ペースと非常にうまく噛み合い、体系的な理解が進み、新たな分野を学ぶ楽しさにつながりました。
通勤時間やちょっとした待ち時間にスマホ1つで気軽に勉強できるので、「少しでも手が空いたら、講義を1つでも聴くか、問題を1問でも解く!」という意識を常に持つようにすれば、自然と勉強時間も積み重なり、合格圏内にたどり着く実力が身に付きます。インターネット環境が不安定な場所でも、講義をダウンロードしておいて聴いたり、間違ったり理解していなかった問題の解説のうち、自分にとって大切だと思ったところを、スマホのメモ帳に貼り付けて、繰り返し読むなど、工夫次第で、勉強は可能です。正直、オンラインの講座と問題演習だけで合格できるのかと不安になり、市販のテキストと問題集も並行して勉強していましたが、合格してみて振り返ってみると、特に1次試験はSTUDYingの教材のみで十分合格できる実力は身に付いていました。
通信講座を選ぶときに特に重視したのは、どれだけスキマ時間を活用して、短期間で効率的に勉強できるかということでした。その点、通勤講座の学習マップは私にとって最適なツールでした。中小企業診断士の勉強は範囲が広いですが、経営という1点において、それぞれの分野がどこかで関連しているのが特徴だと思います。その関連性を可視化してくれたのが、私にとっては学習マップのツリー構造でした。それぞれの項目や科目をバラバラに勉強するのでは、半年程度の短期間ではとても合格することはできなかったと思いますので、この講座に出会うことができて、私は幸運でした!
仕事が忙しく勉強の時間が取りにくい私にとって、電車の時間が有効に使えるスタディングは強い味方でした。1次試験は、何回も繰り返すことを重視。動画で一度インプットしてから、問題集を早いサイクルで何度も回して電車の中で学習しました。問題集は間違った問題を取り出して勉強できるので電車の中での学習には最適でした。2次試験は、通勤講座の2次試験のロジックマップの考え方を参考に5年ぶんくらいの過去問を何度も繰り返しました。同じような答えを書くことよりも、論述の方法や使用する知識は人それぞれと割り切り、与件文から同じ根拠を拾って書けるようになることを重視しました。幅広く必要な知識だけを効率的に習得できますので、凄く良い教材だったと思います。
診断士ゼミナール中小企業診断士講座の受講生口コミ・評判
一言で言い表すと、診断士ゼミナールは「わかりやすい」に尽きると思います。更に、要点や重点箇所をコーチングしてくれたので、効率的に勉強が出来ました。私の場合は、暗記が得意ではなかったので、「中小企業経営・政策」が苦手科目でした。更に年度によって切り口が異なる為、私一人では的を絞ることが出来ませんでした。しかし、診断士ゼミナールの例題は、良くリサーチされており、しっかりと予習したおかげで、当科目でも合格点を取ることができました。
松永先生の基本的に穏やかで、時に熱い講義は集中を維持しやすく、繰り返し視聴した結果、深い理解へとつなげることができました。重要な点、そうでない点を明確に伝えていただいたのも非常に参考になりました。結果として、一次試験は診断士ゼミナール一本で合格できましたので、大変ありがたい講義でした。二次試験対策は明確な正解は無いという性質のため、(講義の中でもおっしゃっていましたが)診断士ゼミナールだけではなく、その他の書籍で過去問の研究を行いましたし、テクニック的なものも他から得ました。最後に、最終講義のメッセージや、試験前日の松永先生のメールは大変有り難く、その言葉を励みに試験に挑みました。合格できたのは診断士ゼミナールのおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
診断士ゼミナールの決め手となったのは、映像をダウンロードできましたのでスマホに入れて、通勤時間など時間がある時に気軽に見ることができたためです。ストリーミングだと通信料が気になりました。しかし、サンプル映像は見ていましたが、講師の説明の仕方が自分に合うかどうか少し心配でした。実際には、気になるところはなぜそうなるのか適切な説明が入っており、想定していた以上に分かりやすく、硬くなっている頭にも入ってきました(笑)。また、再生速度も変えられる点もよかったです。通常速度では遅く感じましたが1.5倍速にするとぴったりでした。試験が近づいた頃は、苦手なところを2倍速にして繰り返し見ていました。
動画が分かりやすく、講師の説明も倍速等でも聞き取れる丁寧な話し方です。試験に対しての要・不要の説明もあり、テキストも動画とリンクさせて復習がしやすく、試験範囲が非常に広い中で効率を考えた教材でした。他の参考書は解説を理解するのに時間がかかりますが、当講座は簡略かつ迅速であり、繰り返しやることで知識が定着しました。
低価格であるため正直期待は低かったのですが、講師の松永先生の講義は説明が丁寧で図や表を多く活用されており、大変わかりやすかったです。一次試験の直前講座では重要論点のまとめと時事的な論点(法律改正点など)もカバーされており、大変有用でした。診断士ゼミナールの講座に加えて大手予備校の問題集を併用したところ、結果として80%近くの得点で一発合格することができました。二次試験も苦戦はしましたが1発で合格できました。診断士ゼミナールのおかげです。ありがとうございました!
口コミ・評判を比較してみて
受講生の方の口コミを見てみると、どちらも高評価のものが多く、満足度はかなり高いと見受けられました。
しいて言うなら、スタディングの方は合格体験談に対して講師の方が1件1件返事を書いておられたので、「しっかり受講生に向き合ってくれてるんだなぁ~」という印象を持ちました。全部に返事書くのって結構大変でしょうからね^^;
まぁとはいえここはそこまで優劣をつけるほど差はないと思いますので、引き分けとしたいと思います!
両者とも満足度が高そうなので引き分け!
スタディングと診断士ゼミナールの講座比較まとめ
ここまで長々と、スタディングと診断士ゼミナールを15項目で比較してきました。
冒頭で先に結果をお伝えしておりますが、再度一覧表にまとめてみましたのでご覧ください。
比較項目 | スタディング | 診断士ゼミナール |
講義動画 | 通常講義形式 118時間 |
図表多めポインター使用 270時間 |
動画形式 | ストリーミング | ダウンロード |
テキスト | 図表イラスト多い | 誤字脱字が目立つ |
サブ教材 | 学習マップ | 特になし |
過去問 | 1次7年・2次10年分 | 1次・2次とも7年分 |
質問サポート | 回数制限あり 以降有料で可 |
回数無制限 無料 |
延長サポート | なし | 3年間無料 |
添削指導 | なし | あり |
eラーニングシステム | 複数の有用機能あり | なし |
受講料 | 53,900円 | 59,780円 |
合格お祝い | 1万円 | 3万円 |
冊子印刷 (オプション) |
14,900円 | 23,980円 |
運営実績 | 2023年度試験、1次510名・2次247名の合格実績 | 2021年度試験、1次438名・2次156名の合格実績 |
科目選択 | 可能 | 不可 |
口コミ・評判 | ◎ | ◎ |
スタディング | 診断士ゼミナール |
9 | 5 |
2回目になりますが、上記の通りスタディングの勝利となりました。
個人的にはこの結果の通りスタディングの方がおすすめではありますが、両校とも似ている部分もあれば全く方針が違う部分もありますので、より自分が重きを置く部分に優れている方を選択するということが大事だと思います。
当サイトではそれぞれの講座について更に深掘りした記事もご用意しておりますので、気になる方はぜひご覧ください!
各通信講座のレビュー記事もチェック!
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